先日、と言っても昨年の話ですけど、「花の詩女(うため) ゴティックメード」という劇場版アニメを見るために、ららぽーと福岡にゆきました。
円盤になかなかできない仕様や事情などもあり、今でも映画祭など機会があれば公開されているようです。
もくじ
「花の詩女 ゴティックメード」
あらすじ
茜の大地と緑の山々に彩られる小さな惑星、カーマイン・プラネット。 のどかなように見えて、列強国の力関係に挟まれながら暮らす人々の心の支えは、 預言者であり人々を導く「詩女(うため)」の存在であった。
詩女を継ぐことになった少女・ベリンは、その任地、聖都「ハ・リ」へと旅立つ。 ベリンや付き従う女官たちの平和な旅の途中、突然、嵐が吹き荒れた。 戦艦シワルベの艦隊を引き連れたドナウ帝国のトリハロン皇子。 ベリンの命が狙われているという噂のもとに、一行を警護することになったのだ。
平和を祈る少女・ベリンと、生まれながらに戦う運命を背負う少年・トリハロン。 2人の旅の前途には、暗く大きな雷雲が待ち受けるのであったーーーー!
主題歌もいい
私は30年くらいの「ファイブスター物語」のファンなのですが、一時期距離を置いていた間にこの「花の詩女 ゴティックメード」の公開を見逃していまして、最近になってこの映画の存在を知ったわけです。
ベリン役・川村 万梨阿さんによる主題歌「空の皇子 花の詩女」は心震わされる名曲です。
川村 万梨阿さんといえば、「スレイヤーズ」のナーガのイメージが強烈だったので、個人的にはギャップ萌えです。
超訳「花の詩女 ゴティックメード」
「花の詩女 ゴティックメード」は要するにこういうことだと個人的に思っています。
争いの絶えない世界だけれども、私にできるのは道中花の種を撒くことだけ。
願わくばその花の種が道沿いに花を咲かせてくれたらと。
主人公のひとり、花の詩女ベリン。
彼女のそんな行動は日本昔ばなしの「はなさかじいさん」を思い出させますし、
深読み?すればそのベリンの行動は、作者の永野護さんが一連の「ファイブスター物語」を長年描き続けていらっしゃる理由の一つなのかなと思いました。
自分はお話を描がき続けているけれども、それを読んだ下の世代の人たちが戦争の悲惨さや平和な世の中は当然のものじゃないんだっていうことにあらためて思いをはせてくれたらいいな。
花が咲くことを願って、花の種を撒くことしかできないけれども
と謙遜される永野護さんを勝手に想像してしまいます。
「花の詩女 ゴティックメード」弾丸観戦記
数ある近隣の劇場でしたが、ららぽーと福岡には巨大ニューガンダムがあると職場の人に聞いたので、そこに決めました。
夕方5時ごろに着いたのですが、ちょうど夕日に映えるニューガンダムが動くアトラクションも見ることができてテンションが上がりました。
写真を撮られている方もけっこういらして、僕もついつい撮影したのですが、よい記念になりました。
この記事のアイキャッチ画像のサザビーはららぽーと福岡のガンダムショップに行ったときに購入したものです。
「ガンダム」と「花の詩女 ゴティックメード」カンケーないじゃんと思った方、いろいろと関係ありますので時間のあるときにお調べください。
さいごに
当初今回のブログしなやんzは休日に組み立てたガンプラ・サザビーを肴にガンダムに関する思い出を書いてみようと思っていました。
「花の詩女 ゴティックメード」と永野護さんの魅力に引っ張られてしまい方向転換とあいなりました。
3月には「ファイブスター物語」の新刊も発売のようです。
楽しみにしています。
では〜
参考記事
Gigazineさんのこの記事、楽しく読ませていただきました。
参考 アニメ雑誌「ニュータイプ」と「ファイブスター物語」誕生の経緯をKADOKAWA・井上伸一郎氏が語ったマチ★アソビ講演まとめレポートGigazine